【FALLLINE 】Fall Line2019(1)

【FALLLINE 】Fall Line2019(1)

販売価格: 1,300円(税別)

(税込: 1,430円)

数量:

Fall Line 2019 vol.1

Cover Design:Akiko Uchida
Cover Photo:Oskar Enander
Skier:Santiago Guzman
Location:Engelberg, Swi

C O N T E N T S

「OVER THE HORIZON」

カナダ・ウィスラーからMt.カーリーまでの山中50kmを踏破しつつ、アラスカにも引けを取らないバーティカルな斜面にチャレンジした3人の物語。2度のアラスカ長期遠征を経て、地元ウィスラー周辺で自らの限界への挑戦を始めた彼ら。過去3シーズンの経験で得たスキルとチームワークが生きるトリップレポートです。
・写真と文:竹内天平
・滑り手:中塩順大、中島力

「JUNCTION PEAK」

白馬には滑り手の挑戦欲をかき立てるいくつもの大きな舞台があります。夜明け前から標高3000mに近い稜線に向けてハイクを始め、明け方の光のなかでまっさらな雪面に板を踏み込んでいく。これは白馬ローカルが6年前から狙い続けた杓子岳ジャンクションピークでの1日を追った物語です。
・写真:中田寛也
・文と滑り手:原田響人、武藤和結樹、大池琢磨

「特集:RIDER'S PRODUCTの現在
——滑り手はなぜ、自ら道具をつくるのか」

ブームと呼ばれる喧噪が去って20数年、「滑り手のための道具は滑り手がつくる」という至極真っ当なモノづくりが、当たり前のように受け入れられる時代になりました。そうした多くの個性派ブランドから、今回はプロダクト開発者に深く関与してきた3人の滑り手にフォーカスします。モノづくりは、単なるビジネスと違い、それ以上のなにかがある。そんな彼らを支えているのは、ただ白い雪を滑り続けたいという欲求と情熱にありました。

part.1
旭岳に芽吹いた蕾

北海道大雪連峰で生まれ、独自の完全立体形状のスノーボードとスキーを生み出したFIELD EARTH DESIGN。そのオーナーであり開発者である本村勝伯を、同じ旭川で生まれ育った旧知の浅川誠が描き出します。
・写真:佐藤圭
・文:浅川誠
・滑り手:本村勝伯、浅川誠

part.2
Interview:エリック・ヨーレイフソン

名実ともにリアルなシグネチャーモデルとはなにか。北米を代表するビッグマウンテンライダーであり、長年にわたって自ら使うウエア、ブーツ、スキーの開発に携わってきたエリック "ホジ" ヨーレイフソン。そのプロダクト開発の実際と、最新モデルの開発ストーリーを自らの言葉で解説します。
・写真:竹内天平
・構成と文:寺倉力

part.3
VECTOR GLIDEの15年

妥協のないモノ作りをテーマに、レーシングスペックのフリースキーモデルを次々とリリースしてきたヴェクターグライド。そのプロデューサーである秋庭将之へのロングインタビューを通じて、ブランド立ち上げから代表モデルの開発ストーリー、そして未来のビジョンに迫ります。
・構成と文:寺倉力

「北限——心を繋ぐもの」

写真家遠藤励が単身向かった北極圏の旅。「雪板」を介した現地の住民との交流から、ボードカルチャーの本質と未来を語るフォトエッセイ。スノーボードすら知らないイヌイットの子どもたちが、目を輝かせて雪板に乗って楽しむ様子は、私たちの喜びの原点を思い起こさせます。
・文と写真:遠藤励

「制作の舞台裏」

スキー写真を撮り始めて30年近くになる写真家、菅沼浩が、この秋自身初となる写真集をリリースします。本人やプロデューサー、デザイナーの話を交えつつ、写真集制作の裏側に迫ります。
・文:小川 尊

「ニペソツ山の雪洞記」

十勝大雪連峰からやや外れた位置にあるためか、知名度は低いが、鋭い山容が意欲をそそる知られざる名山。ここに挑んだふたりのスキーヤーの物語。厳冬期に向うにはあまりに遠いアプローチを経て、雪洞をベースにしながらたどった3日間を、人気連載「ローカルを巡る」の石橋仁が綴ります。
・写真:中西隆裕
・文:石橋仁
・滑り手:前田岳哉、石橋仁

Column
「ピュアな精神は道具を買うスタイルにも宿る」——寺倉 力
「ワックスに代わる新たな手段の登場か?!」——小山内春人
「お持ち帰りでお願いします」——林 拓郎

「Photo Gallery」
「Premiere DVD & MAGAZINE」
ほか