マリブのレジェンド、グレッグ・リドルによってデザインされたL-Flexフィンは、もともと彼が1968年から先駆者として有名になった「モディファイド・ディスプレースメント・ハル」サーフボードと組み合わせることを意図したものだった。このサーフボードのデザインは、ボートの船体と同じ流体力学の原理を応用したもので、凸型のボトム形状により、乗り手は少ないチカラで波の動力を一緒にフィンに伝えることができます。そんなサーフィンを可能にするためにフレックスを細かく調整したフィンが必要であり、それがL-Flexフィンの登場とも言えます。

L-Flexの登場以来、このフィンはさまざまなサーフボードに欠かせないオプションとして広く親しまれています。特に、加速性、フルレールカーブ、スムーズなトランジションを重視したボードとの相性が抜群で、ダウン・ザ・ラインからの突出感と分かりやすいターンのレスポンスを演出し、サーフボードにエネルギッシュで活き活きとした感覚を与えてくれます。

Ture Ames社は、グレッグが与えてくれた貴重な指導と明確なビジョンに対してとても忠実です。社長であり、フォイラーのChuck Ames氏が精密なフォイルでフィンを作り、完璧なパワーとドライブを生み出すことを可能にしました。L-Flexの製造から40年以上経った今でも、レパートリーには欠かせないフィンのひとつです。是非ボードに装着して、40年にわたる改良の違いを実感してみてはいかがでしょうか。