ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版最新号14.1のコンテンツをご紹介します。創刊14年目を迎えた今号も、厳選された写真と磨き抜かれた文章、斬新な誌面デザインでサーフィンの世界をディープに追究しています。至高の1冊をどうぞお楽しみください。
<カバーショット>
北アフリカで野生味溢れるトラックを刻むオーストラリアのモングレル、ハリー・ブライアント。彼のどう猛さと礼儀正しさの異形交配については今回のプロファイル・アーティクルに詳しい。
写真:トーマス・ロビンソン
<フィーチャーストーリー>
EVOLVER
エボルバー/おおいなる愚者たち
文:デレク・ハインド
訳:李リョウ
ソウルサーフィンの伝道師デレク・ハインドが独断と偏見で選んだ、サーフィンの未来を担うサーファーたちのランキング100選。環境保護、ミニマリズムといった観点から、虚構の現代サーフシーンに反旗をひるがえすおおいなる愚者たちが体現するこれからのサーファー像とは?
<コンテンツ(1)>
AESTHETICS: BARRY MCGEE
バリー・マッギーの美学
文:ジェイミー・ブリシック
訳:黒崎 久見子
本国アメリカではもちろん、日本でも大人気のアーティスト、バリー・マッギーがみずからの視点で編んだ最新写真集を発表した。その印象的な作品の数々を本人のコメントで紹介していく。
<コンテンツ(2)>
PORTRAIT OF THE SURFER AS A YOUNG MAN
若きサーファーの肖像
文:NE・カチェル
訳:近藤 晴彦
現在、世界的に注目される若きオージーサーファー、今号の表紙も飾るハリー・ブライアント。そのワイルドなサーフスタイルと、繊細で真面目な人物像を彼の日常を通して浮き彫りにする。
<コンテンツ(3)>
TALES FROM THE PICTURE STREAM
写真の流れが紡ぐ物語
文:スティーブ・バリロッティ
訳:加藤 健次
1990年代のオアフ島・ノースショアを舞台に、卓越した技術と誰からも好かれる人間性で、数々の名作ショットを残したジョン・ビルダーバックのレンズアイ文学の足跡を追う。
<コンテンツ(4) 日本版オリジナル>
IT JUST TAKES ONE
ゲンという生き方
文:井澤 聡朗
写真:高橋 賢勇
一期一会の邂逅から始まった世界への挑戦……。アメリカのモーターサイクル界を席巻する気鋭のエアブラシアーティスト、ゲン・カツラガワの作品とサーフィン、そして半生を追いかける。
<コンテンツ(5)>
Portfolio: Kirvan Baldassari
THE SHOCK OF THE BLUE
ポートフォリオ:キルヴァン・バルダサリ
青い衝撃
訳:黒崎 久見子
タヒチの波と光を追究するキルヴァン・バルダサリの世界。
上記のほかにも、カナダの秘境をガイドする元プロサーファー、ラフ・ブルウィラーへのインタビュー「A FED BEAR IS A DEAD BEAR 餌づけされた熊は死んだ熊」や、すべてのロガーを魅了する魅惑のアクションをノーズライド偏執狂が解析する「NOSERIDE OBSESSIVE ノーズライドに首ったけ」など、本誌ならではのディープなサーフストーリーと美しい写真が満載です。ぜひ手に取ってお楽しみください!